2020年12月5日

トランプさん

 

 

「トランプさん、今でも落選を認めていない、って」

「そうらしいわね」

「でさ、日本にもいるらしい」

「なにが?」

「落選を認めない人が」

「えっ?」

「日本にもトランプ支持派がいるらしい」

「アメリカの人?」

「いや、日本人」

「えっ? なんで?」

「わからん」

「アメリカの選挙だよね」

「そう、なんだけどね」

「なんで日本で」

「なんでだろうね」

「関係ないじゃん」

「だよね」

「わかんない」

「11月25日に銀座でデモがあったって、新聞に載ってた」

 

「民主主義の崩壊だ!」 日本のトランプ氏支持者たちがデモで語ったこと

(毎日新聞・2020年12月8日)

 

「デモ、って?」

「日本からトランプ大統領を応援しよう、って」

「すごいね。でもごめん、笑っちゃう」

「笑っちゃうよな。でも、けっこう本気みたい」

「参加者が?」

「うん。3メートルもあるのぼりが何本もあったらしい」

「何て書いてあるの?」

It's not over !!!

「どういう意味?」

まだ終わっていない

「なにが?」

「大統領選挙が」

「なにそれ」

「ま、不正があった、って」

「あぁそれっていまやトランプさんの十八番」

「それだけじゃないんだ。

 Drain the Swamp

「なにそれ」

既得権益層を排除しろ

「アメリカの? それとも日本の?」

「わかんない」

「両方だったりして」

「でもね、デモ参加者に聞くと別の動機もあるらしい」

「なに?」

「中国」

「は?」

「中国に対する反発を語る人が少なくないって」

「なんで?」

「トランプさんは中国に厳しいから応援してる、と」

「なにそれ。敵の敵は味方みたいなもの?」

「いや、それをいうなら味方の敵は敵、かな」

「ん・・・? てゆーかそれっておなじことじゃん」

「そうか、そうだね」

「でさ、その人たちいくつぐらいなの?」

「けっこう年寄り。インタビューに答えた人は50代から60代」

「うわぁ、そのまんまネトウヨだ」

「あ、そういえば別の記事もあった」

 

米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理

(毎日新聞・2020年12月5日)

 

「日本人識者?」

「うん。百田尚樹とか、門田隆将とか、有本香とか」

「櫻井よしこも?」

「いや、その記事では入ってなかった」

「でも少しわかってきた。そういう人たちが年寄りのネトウヨと一緒になってトランプさんを支持してる」

「しかもみんな、安倍さんの応援団でもある」

「あ、そっか。メンバーみればそうだよね」

「で、ふたりとも過去の人になりつつある」

「おっと」

「だからお年寄りとともにとっとと消えてくれ」

「またまた。今日は過激だね」

「だってこれ以上世の中を荒らしてほしくないんだ」

「どういう意味?」

「記事によると、日本の親トランプ層は若者に多いと」

「えっ? 若者?」

「20〜30代。自民党や日本維新の会を支持。インターネットメディアに対する信頼度が高い。外交を重視する」(毎日新聞より抜粋)

「ほう」

「しかもだ。女性の親トランプ傾向が強い、と」

「えーっ。ヤだ。トランプなんて女性の敵じゃない」

「だよね。ところがそう思ってない層がいる」

「なんでよ」

「みんな既存のメディアを信じてないのかな。てゆーか、見てない」

「あぁ気分悪くなってきた」

「すまん」

 

        ●

 

 

SNSの時代です。

世の中のだれもが自分の考えを主張し、それを“発表”できます。

 

いい時代です。

だってだれもが“発信”できる。

世界中に発信できる。

私の意見を、考え方を、主張を発信できる。

だけど、

いや、だからこそ“情報”は増えていきます。

幾何級数的に増えてくる。

身の回りに、絡み付くようにあふれてくる。

 

 

その渦中で、たいせつな“情報”をどう選ぶのか。

なにが“事実”で、なにが“フェイク”なのか。

それをどうやって見分けるのか。

見分けられたとして、

その“事実”をもとに、私はどう考えるのか。

立ち位置は。

ものの見方は。

 

すこしずつ明らかにしたいと思うのです。

 

 

ちなみに情報源はほとんどが『毎日新聞』のデジタル版

ま、見方によっては片寄っています。

ほんとうは朝日も読売も、日経も産経も読みたい。

 

だけど私も60代。

最近ますます“ものぐさ”です。

そして “わがまま”です。

 

たとえば“各紙の主張”。

それを黙って聞いてる、わけにはいきません。

ついつい反旗を翻したくなる。

記事によっては怒り出す。

当然、血圧は上がる・・・

 

ワタクシ、すでに血圧による病気を発症しております。

その結果、半身麻痺で“脳”も不自由、コトバも不自由。

しかも再発する病気だから、あまり刺激を与えたくない。

 

だから『毎日新聞』

私にとってはもっとも平穏でいられる(?)新聞なんです。

 

そのため申し訳ないけど多くの情報を獲れる状況ではありません。

しかも私が書く文章にはきっと誤りもあります。

偏りはもっとあります。

あらかじめ言い訳をしときます。

お許しください。

 

 

ということで

JIJI

okaのシン・コンテンツ、始まります。