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【2020.12.24】今年最後の金曜日

【2020.12.24】今年最後の金曜日

すいません。
今日は「トランプさん」ありません。
いやトランプさんというか、「2人の会話」というか。
でも来年から、また「会話」始めます。
おもしろいんです。
私がおもしろがってる。
つぎはなにを言うんだろう、って。

最初は「これを言わせよう」なんて意図をもっていたんですが、
2回目になると「つぎはなにを言うんだろう」って。
私がわくわくしてる。
あの「2人」にわくわくしてる。
「2人」には自由に、勝手にしゃべってもらってます。
なんだか小説のまねごとみたいな感じで。

さて、今日はクリスマス。
メリークリスマス。
みんなおうちに早く帰って、ね。

もうひとつ。
今日は「今年最後の金曜日」。
ということは私の配信も今年最後。
『しもきはら』(旧・ひろの亭)も、私は今年、最後。

みなさん、1年間ほんとにありがとうございました。
来年も配信、つづけます。

でも、いったい何人が読んでくれているのかな。
わからないんです。
せめてこのサイトの最後にある「CONTACT」ページから
メールを送っていただくと安心します。
じつはひとりも読んでくれていないのではないか、なんて
不安になってます。

「JIJI」って、好きなこと書いてるし、
一瞬で読者が半分に減ることも覚悟したりはしてます。
「分断」の世の中ですしね。

でもいいんです。
好きに書くことにしたんです。
もう責任ある立場じゃないし。

でも、読んでくれる人がいれば、すごくうれしい。

さて、来週は1月1日。元旦です。新年です。
酔っ払っていると思うので配信できるかわかりません。
だけどそのあと、1月8日には配信します。
配信できる、と思います。
きっと配信できる、と。
配信できる、かな。
配信できたらいいなぁ。

ともあれ来年もよろしくお願いします。
みなさんに、幸あれ!

【今週のJIJI】2020.12.18 〜 12.24

【今週のJIJI】2020.12.18 〜 12.24

「ガースーです」にギョッ! 
15年以上取材を続ける鈴木哲夫さんが首相に求める言葉
毎日新聞2020年12月19日 12時00分(最終更新 12月20日 09時44分)

菅首相の大ブーメラン
「偽証罪に問われる証人喚問を」民主政権を鋭く追及
毎日新聞2020年12月21日 12時00分(最終更新 12月22日 13時53分)

菅首相の呼び名、ガースーから「スガーリン」に? 
自民議員のぼやきと苦笑のワケ
毎日新聞2020年12月24日 06時30分(最終更新 12月24日 06時30分)

今週、やたらに首相に関する記事が多かった。いや毎週、多い。けど、今週はとくに私の網(?)に引っかかる記事が多かった。

1本目は菅首相が、自己紹介で「ガースーです」と言った、と。
舞台は「ニコニコ動画」。画面には「おかえり」「ガースー」「かわいい」など、参加者からのコトバがリアルタイムで流れていた(らしい)。どうやら菅首相、そのコトバに応えてしまった。菅首相に言わせれば「ファンサービス」?
でもその場は「画面」だけでなく、その他大勢の視聴者がいた。当然、批判を浴びる。コロナでたいへんな時に、軽すぎる・・・。インタビューの聞き手であったジャーナリストの鈴木哲夫さんもギョッとしたという。「失礼ですけど、「それだけ?」とため口で突っ込んでしまいました。」

2本目は「ブーメラン」の話。時事芸人のプチ鹿島さんの登場だ。彼はいつも丹念に新聞記事(10紙?)やインターネット記事を読み込む。
今回は菅首相の、10年前のブログが取り上げられた。
民主党政権の時代。自民党は野党。当然、菅首相も野党だった。その野党時代の、菅首相のブログがおもしろい。たとえば当時の法務大臣(民主党)が地元の会合でこんなことを言った。「法務大臣は個別事案については答えを差し控える、法と根拠に基づいて適切にやっている、この二つだけ覚えておけば良い。この二つだけ言っておけば国会を乗り切れる」。そのまんま、今の菅首相。いや官房長官時代も含めて菅さんそのものじゃないか。
ところが菅さん、当時はその発言を「国民を冒涜(ぼうとく)する発言」だと、痛烈に批判していたのだ。まさに「ブーメラン」。その他にもたくさんある。「ブーメラン」。プチ鹿島さんが次々と見つけている。

3本目も菅首相。「ガースー」どころか、官僚たちの間では「スガーリン」と呼ばれている。旧ソ連の独裁者「スターリン」になぞらえて。
スターリンはかつて弾圧や粛清を繰り返し、共産主義下で独裁体制を築いた指導者で、「スターリン主義」という言葉も生まれた。

なぜ、今週になってこんな記事が出てきたか。続々と出てきたか。
見えない権力闘争が、就任3カ月でもう始まっている?




まるで旧日本軍? 
「GoTo」撤退に失敗した政権の「病理」
毎日新聞2020年12月18日 12時05分(最終更新 12月18日 15時50分)
またまた政権の記事。今度は「GoTo」。記事では「GoToトラベル」の
一時停止を、まず「失敗」と位置づける。そのうえで「なぜ、ここまで感染が拡がるまで放置したのか」「なぜもっと早く撤退できなかったのか」と。
その「敗因」を、千葉商科大の田中信一郎准教授とともに解き明かす。
田中教授は「GoToトラベル」の敗因が「破滅的な敗北を招いた旧日本軍に共通している」と言う。記事は旧日本軍が敗北に突き進んだ歴史を、毎日新聞の当時の記事も交えて書き、現在のコロナ禍での日本政府と瓜二つだと結論づけた。説得力があった。




「気に入らない」連発 
はやぶさ2チーム鍛えたJAXA宇宙研所長の厳しい指導
毎日新聞2020年12月20日 10時00分(最終更新 12月20日 10時00分)
いやあ、ほっとする。政権のイヤなところばかりを見せつけられると、「はやぶさ」の記事がどんなに癒やされることか・・・。
でも今回は厳しい。「はやぶさ2」のプロジェクトを、最終責任者として支える覚悟。ときには厳しいことも言う。たとえば「はやぶさ2」が、リュウグウに2度目の着陸を試みる際に、反対したのがJAXAの宇宙科学研究所長・国中均。彼は「はやぶさ2」に対していつも「気に入らない」と繰り返していた。
それは国中所長の高い要求と厳しい指導。その結果、「はやぶさ2」はミッションをことごとく成功させ、チームも成長した。



ヘイトスピーチに刑事罰 
川崎市条例成立1年 スピード感欠くネット対応
毎日新聞2020年12月21日 東京夕刊
全国で初めて、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)に対する刑事罰規定を盛り込んだ川崎市の条例は、成立から丸1年が経過した。
ただ、条例に反発する団体の差別的街宣活動が依然、JR川崎駅前などで定期的に行われている」し、「先月から市内の公園などで在日コリアンを中傷する落書きが相次いでいる」という。
なんで? あの画期的な条例で、川崎は変わったんじゃないの?




米副大統領にハリス氏、指名の背景 女性人材、育つ土壌に 
女性支援NPO理事・大崎麻子さん
毎日新聞2020年12月22日 東京夕刊
米国で史上初となる女性副大統領が年明けに誕生する。民主党の上院議員、カマラ・ハリス氏(56)だ。ハリス氏を米国のリーダー的立場に押し上げたものは何か。日本でも同じような女性は登場するのだろうか。女性の支援活動を行い、NPO「ジェンダーアクションプラットフォーム」の理事を務める大崎麻子さん(49)に聞いた。

ハリスさんは米国の次期・副大統領として感動的なスピーチをした。
「私は初めての女性副大統領になるかもしれませんが、最後ではありません。なぜなら今夜、これを見ているすべての小さな女の子たちが、この国は可能性のある国であると分かったからです」

ヒラリー・クリントンの、敗北後のスピーチ「ガラスの天井」も感動的だったが、ハリスさんは今回、ヒラリーさんのあとを継ぎ、ガラスの天井をこじ開けようとしているのか。

ひるがえって日本。安倍さんはかつて「女性活躍」を語っていたけれど。




貧困支援の現場「まるで野戦病院」 
雨宮処凛さん「コロナで自助・共助限界」
毎日新聞2020年12月22日 10時00分(最終更新 12月22日 11時43分) 
雨宮処凛さんは作家である。同時に「新型コロナ災害緊急アクション」で相談支援もしている。
コロナは災害です。ホームレスやホームレスになりかけている人は、自分が悪いわけではないのに「自助」と言われ続け、助けを求めるぐらいなら自殺した方がいいと思い込まされている。一方で「共助」は家族に丸投げです。クルド人コミュニティーや私たちの活動もそうです。共助は既にフル稼働していて限界です。
 今こそ「公助」が必要なのに、なぜ公助のトップが「自助」と言うのでしょうか。コロナの影響で失業した人は7万人以上、休業している人は200万人近くいて、どんどん路上に出てきているのに、権力者たちは見ようともしていません。まずは貧困の実態調査をすべきではないでしょうか。

また、政権の話になった。首相は現状をわかっているのだろうか。




任命拒否巡る国立大学長アンケ、6割超が回答せず 
国の「顔色」うかがい沈黙
毎日新聞2020年12月23日 21時36分(最終更新 12月23日 22時22分)
 政府による日本学術会議の会員任命拒否問題に絡み、全国の国立大学長86人を対象に毎日新聞がアンケートを実施したところ、6割超の53人が回答せず、回答した33人中22人が報道する際に匿名を希望した。

そうだよな。だれも、なにも、言えないんだよな。官僚も、学者も、マスコミも「言ったら干される」「飛ばされる」。かくして「こわもて」の首相は就任3カ月で見事に「裸の王様」になってしまった。

【2020.12.16】トランプさんの催眠術

【2020.12.16】トランプさんの催眠術

「ねぇ、ずっと考えていたんだけど・・・」
「なにを」
「トランプさんのこと」
「また?」
「いやトランプさんというより、アメリカ人のこと」
「どういうこと?」
「だって7000万人よ」
「あぁ得票数ね。7300万票って言ってたかな」
「すごい数字だよね」
「すごいね」
「信じられない」
「でもバイデンさんは8000万票」
「それも信じられないけど」
「で、どーした。なにを考えてるの?」
「アメリカっていう国のこと」
「国?」
「だって国が真っ二つに分かれちゃってるってことでしょ」
「まあね。分断してるね」
「しかもその分断をトランプさんが煽ってる」
「それが今までの大統領選挙と違うところだね」
「今までの候補者はすんなり負けを認めてたわけよね」
「前回のヒラリーさんのようにね」
「でも今回のトランプさんはハナから認めない」
「だけどそれはもう決まったでしょ。選挙人の投票が終わって確定したって」
「うん。でもトランプさんは認めない」
「ほんとは認めてるんじゃないの。ただ、支持者の手前、認めないとか」
「そこよ、問題は」
「えっ? どうゆうこと?」
「ちょっと前だけど、新聞におもしろい記事が載ってた」


アメリカ・グレート・アゲイン 覚めぬトランプ催眠術 倫理基準、歴史認識、愛国主義がまひ 鈴木透・慶大教授
(毎日新聞2020年11月25日 東京夕刊)

「どういうこと?」
「アメリカ人は催眠術にかかってる、って」
「どんな?」
「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」
「知ってる。前回の選挙のときから言ってた」
「そのコトバに多くのアメリカ人がなびいた」
「ま、米国を再び偉大な国に、だからね。だれもがそう思ってるかも」
「それが問題なのよ」
「なんで?」
「再びって、いつのことよ。いつのアメリカに“再び”戻すの」
「うっ・・・」
「偉大ってなに? どう偉大だったの?」
「うーん。なるほど」
「アメリカはかつて偉大だった。だけど今はそうじゃない、ってことよね」
「そうだね。そういえばそうだ」
「でもそれってホントなのかな」
「どうして?」
「だって昔は偉大だったって言われてもね」
「あ、それはきっとぼくらが日本人だからさ。アメリカ人なら知ってるよ」
「なにを?」
「歴史っていうかさ。アメリカの歴史・・・」
「どんな?」
「アメリカはグレートだ、っていう歴史・・・」
「だから、どんな歴史?」
「うーん。ま、スーパーパワーっていうか。とにかく一番だろ」
「そう思う?」
「うん。まぁ。軍事力も一番だし」
「でもそれは今でしょ。今、軍事力は一番だ」
「てゆーか昔から一番だった。で、今も一番」
「でもトランプさんはグレート・アゲインよ」
「あ。なるほど」
「昔はグレートだった。でも今は?」
「ちがう。だから取り戻そう。そうか」
「ま、どこかの国の総理大臣も同じこと、言ってたけど」
「にっぽんをとりもどそう・・・。そうだね。言ってたね」
「ま、それはいいや。今日は触れない。でも・・・同じことかもしれない」
「日本は昔すごかった。でも今はそうじゃない」
「だから取り戻そう」
「まさにグレート・アゲインだね」
「ま、いいや。今日はいい。その話題には触れない。でね、鈴木教授は言うわけ。トランプさんはどの時代のアメリカが、どう偉大だったかを語っていないって」
「なるほど。でもメイク・アメリカ・グレート・アゲインは有名だよ」
「私たちも知ってるくらいにね。でもアメリカが実際、どの時代にどう偉大だったのよ」
「うーん」
「トランプさんはそれをわざと明かさない」
「そうかなぁ」
「だって根拠がないから。言えないのよ」
「あ、それって現・首相と同じだ。学術会議の排除問題で、根拠がないから言えない」
「またぁ。話がこんがらがっちゃうからやめて」
「ごめん」
「で、鈴木教授は言ってるの。『グレート』はただの空虚な記号になっていく」
「空虚な記号・・・」
「そう。記号。だけどそれを連呼することで、知らず知らずのうちに人々に浸透していく」
「意味もわからず連呼する・・・ってこと?」
「いや、意味はわかってるの。メイク・アメリカ・グレート・アゲインだもん。私だってわかる。ただ、表面の、いわゆる字面(じずら)の意味。で、意味はわかるから、しかもだれにでもわかるから連呼もできる。だけど連呼する人々は、そのコトバの根拠をしらない」
「そうか。そうかもね。てゆーか、トランプさんにもわかってないんじゃない?」
「そうね。でもコトバって不思議なもので、口にすることでなんらかの影響がでる。その人のこころに影響が出てくる」
「大声で何度も叫べば、そりゃなにかしら影響が出てくるよな」
「それをトランプさんは知ってたのかな。鈴木教授はこんなことをいってる。この空虚なスローガンで支持者を「催眠状態」にし、三つの深いまひ状態を引き起こした」
「催眠状態・・・? 三つのまひ・・・?」
「催眠状態にしておいて、まずは倫理基準をまひさせる」
「倫理ねぇ。それは確かにまひしてる」
「まず移民や女性といった弱者に対するモラルが崩れていった」
「まぁ差別的な言動が多かったね」
「大統領が率先してモラルを崩した」
「まぁリーダーがそれじゃあ、人々もそれに倣うよな」
「みんなじゃないわよ」
「まあ、そうだ。たとえば共和党の支持者?」
「移民は排除する。国境に壁をつくる。女性は差別。人種も差別。白人至上主義。反知性。非科学。陰謀論・・・」
「ほぉ、いっぱい出てくるねぇ笑。で、いつしかトランプさんだけじゃなくって、支持者の多くもそうなっていった」
「それに加えて、歴史認識と愛国主義の土台をまひさせた」
「それに民主主義もね」
「そうよねぇ」
「でもトランプさんって、すべて知ったうえで連呼してたのかな」
「どうかな。わかんない。だけどなにかは感じ取っていた」
「これをつづければ勝てるって?」
「うん。そういう意味では天才的だった」
「だった、って。先週も言ったけど、本人は負けてないぞって」
「1月の、バイデン大統領の就任式の日に、出馬宣言をするとも言われてる」
「次の大統領選挙にね。2024年だっけ」
「でもアメリカ人はそれを許すのかしら」
「ありうると思うよ。だって7300万票だから」
「しかも催眠術で操っているし」
「こわいね」
「こわい」

【2020.12.05】トランプさん

【2020.12.05】トランプさん

「トランプさん、今でも落選を認めていない、って」
「そうらしいわね」
「でさ、日本にもいるらしい」
「なにが?」
「落選を認めない人が」
「えっ?」
「日本にもトランプ支持派がいるらしい」
「アメリカの人?」
「いや、日本人」
「えっ? なんで?」
「わからん」
「アメリカの選挙だよね」
「そう、なんだけどね」
「なんで日本で」
「なんでだろうね」
「関係ないじゃん」
「だよね」
「わかんない」
「11月25日に銀座でデモがあったって、新聞に載ってた」

「民主主義の崩壊だ!」 日本のトランプ氏支持者たちがデモで語ったこと(毎日新聞・2020年12月8日)

「デモ、って?」
「日本からトランプ大統領を応援しよう、って」
「すごいね。でもごめん、笑っちゃう」
「笑っちゃうよな。でも、けっこう本気みたい」
「参加者が?」
「うん。3メートルもあるのぼりが何本もあったらしい」
「何て書いてあるの?」
「It's not over !!!」
「どういう意味?」
「まだ終わっていない」
「なにが?」
「大統領選挙が」
「なにそれ」
「ま、不正があった、って」
「あぁそれっていまやトランプさんの十八番」
「それだけじゃないんだ。Drain the Swamp」
「なにそれ」
「既得権益層を排除しろ」
「アメリカの? それとも日本の?」
「わかんない」
「両方だったりして」
「でもね、デモ参加者に聞くと別の動機もあるらしい」
「なに?」
「中国」
「は?」
「中国に対する反発を語る人が少なくないって」
「なんで?」
「トランプさんは中国に厳しいから応援してる、と」
「なにそれ。敵の敵は味方みたいなもの?」
「いや、それをいうなら味方の敵は敵、かな」
「ん・・・? てゆーかそれっておなじことじゃん」
「そうか、そうだね」
「でさ、その人たちいくつぐらいなの?」
「けっこう年寄り。インタビューに答えた人は50代から60代」
「うわぁ、そのまんまネトウヨだ」
「あ、そういえば別の記事もあった」

米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理
(毎日新聞・2020年12月5日)

「日本人識者?」
「うん。百田尚樹とか、門田隆将とか、有本香とか」
「櫻井よしこも?」
「いや、その記事では入ってなかった」
「でも少しわかってきた。そういう人たちが年寄りのネトウヨと一緒になってトランプさんを支持してる」
「しかもみんな、安倍さんの応援団でもある」
「あ、そっか。メンバーみればそうだよね」
「で、ふたりとも過去の人になりつつある」
「おっと」
「だからお年寄りとともにとっとと消えてくれ」
「またまた。今日は過激だね」
「だってこれ以上世の中を荒らしてほしくないんだ」
「どういう意味?」
「記事によると、日本の親トランプ層は若者に多いと」
「えっ? 若者?」
「20〜30代。自民党や日本維新の会を支持。インターネットメディアに対する信頼度が高い。外交を重視する」(毎日新聞より抜粋)
「ほう」
「しかもだ。女性の親トランプ傾向が強い、と」
「えーっ。ヤだ。トランプなんて女性の敵じゃない」
「だよね。ところがそう思ってない層がいる」
「なんでよ」
「みんな既存のメディアを信じてないのかな。てゆーか、見てない」
「あぁ気分悪くなってきた」
「すまん」




SNSの時代です。
世の中のだれもが自分の考えを主張し、それを“発表”できます。

いい時代です。
だってだれもが“発信”できる。
世界中に発信できる。
私の意見を、考え方を、主張を発信できる。
だけど、
いや、だからこそ“情報”は増えていきます。
幾何級数的に増えてくる。
身の回りに、絡み付くようにあふれてくる。


その渦中で、たいせつな“情報”をどう選ぶのか。
なにが“事実”で、なにが“フェイク”なのか。
それをどうやって見分けるのか。
見分けられたとして、
その“事実”をもとに、私はどう考えるのか。
立ち位置は。
ものの見方は。

すこしずつ明らかにしたいと思うのです。


ちなみに情報源はほとんどが『毎日新聞』のデジタル版。
ま、見方によっては片寄っています。
ほんとうは朝日も読売も、日経も産経も読みたい。

だけど私も60代。
最近ますます“ものぐさ”です。
そして “わがまま”です。

たとえば“各紙の主張”。
それを黙って聞いてる、わけにはいきません。
ついつい反旗を翻したくなる。
記事によっては怒り出す。
当然、血圧は上がる・・・

ワタクシ、すでに血圧による病気を発症しております。
その結果、半身麻痺で“脳”も不自由、コトバも不自由。
しかも再発する病気だから、あまり刺激を与えたくない。

だから『毎日新聞』。
私にとってはもっとも平穏でいられる(?)新聞なんです。

そのため申し訳ないけど多くの情報を獲れる状況ではありません。
しかも私が書く文章にはきっと誤りもあります。
偏りはもっとあります。
あらかじめ言い訳をしときます。
お許しください。


ということで
『JIJI』
okaのシン・コンテンツ、始まります。

【2020.12.08】“女子”の、ため息

【2020.12.08】“女子”の、ため息

「はぁ〜」
ため息が聞こえた。

4階のフロア。
発信元は斜め向かいに座る“女子”。

私はすかさずからかってみる。

「た・・・ため息・・・・ついちゃ・・・ダメだよ・・・」

やってしまった。

コトバを口にする、その時まで私は昔のままだ。
意識のなかでは健康な、病気以前の私である。
ただ、コトバを口にしようと思った瞬間、自分が病気であることに気づく。

(あ、オレは失語症なんだ、コトバは出ないんだ)

でも、もう遅い。
最初の一語は出てしまっている。

「た・・・」

“女子”はパッとこちらを見る。
するとますます出なくなる。

しかし言いかけてそのままにするわけにはいかない。
「た・・・ため息・・・」
(ここまでは言えた)

ほんとうはこの後、こうつづけたかったのだ。

「ため息をつくと、しあわせがひとつ、逃げていくよ」

昔だったら言えた。
臆面もなく言えた。
セクハラと言われようが、パワハラと言われようが、言えた。

しかし言えない。
なんとかハラスメントのせいではない。
失語症のせいだ。

「しあわせが」
「ひとつ」
「逃げていくよ」

むずかしかった。
構文を、脳が組み上げられない。

結果、「ダメだよ」と。
ま、ずいぶん簡単なところに落ち着いてしまった。

すこし後悔した。

でも、その“女子”はやさしかった。
私の、つまらないコトバにもしっかり反応してくれた。

「年賀状、書かなきゃいけないんですよぉ」

そういってみずからのため息の、言い訳を試みたのだ。

「ほら、こんなにあるんです」

そう言って“女子”は年賀状の束を私の方へ向けて、見せた。
束の厚みがわかるように。

「もう、だんだん字がきたなくなっていく・・・」

そう言って独りごちる。

その間、“女子”はずっと笑顔だった。

ふと、“女子”に聞きたくなった。
「今日は何の日か知ってる?」と。

でも、やめた。

きっとコトバにはできないと思ったから。
たとえ最初の質問がなんとか通じたとしても、
「え、何の日ですか?」と聞かれたら、ぜったいしゃべれない。
会話がつづかない。

そんなおそろしいこと。
しない。できない。
最初からあきらめる。

しかも“女子”の年齢。
入社2年目かな。大卒の新卒だから20代前半か。

まぁ100%、知らないな。

知らないということは、説明をしなきゃいけない。
「今日」について説明をする。
そんな複雑な言語能力は、もってない。

かくして「今日は何の日」プロジェクトは幻に終わった。


でも文章なら言える。

12月8日。
40年前の今日、ジョン・レノンが死んだ。
1980年12月8日。
ファンに撃たれて死んだ。

私は大学5年生。
永福町のアパートで、その事実を知った。
部屋には14インチのブラウン管テレビ。
そこに“甲斐よしひろ”が映っていた。
日本時間の12月9日夜だったと思う。
“ジョン・レノンが急死”という記事をトップに持ってきた夕刊紙。
それを彼は投げ捨てた。
やりきれない思いが伝わった。
私にもたしかに、伝わってきた。

【今週のJIJI】2020.12.11 〜 12.17

【今週のJIJI】2020.12.11 〜 12.17

「カキの殻」ツイート投稿者が異例の自己検証 
「指摘は真摯に受け止めたい」
毎日新聞2020年12月11日 18時58分(最終更新 12月12日 04時11分)

「生ガキを食べるときに殻に口をつけなければあたりにくい」
そんなツイートが拡散した。毎日新聞は「ファクトチェック」を実施。このツイートを「ミスリード」と報じた。同時に投稿者本人も、その内容を再度、公的機関(農林水産省や厚生労働省の担当部署)に取材。また投稿の経緯を自ら検証。「note」に掲載した。記事では個人の発信者がこうして自己検証をするのは異例のことだ、と言っている。
すばらしい。この投稿者。誤りがあったら正す。自ら正す。あっぱれ!!!


「フィクションってことにしませんか」で炎上 
プラットフォームメディア「cakes」 編集姿勢に批判
毎日新聞2020年12月12日 11時00分(最終更新 12月12日 11時00分)
もうひとつ、「note」の件。
「note」が運営するプラットフォームメディア「cakes」。ここで今年6月、「cakesクリエイターコンテスト」に入選した作品が“炎上”した。「自死」を扱うテーマのため、「つらい記憶がフラッシュバックする人もいる。モラルが問われることもある」と担当編集者から書き直しを求める連絡があり、「フィクションってことにしませんか」という提案もうけた。その経緯を著者が公開。「cakes」に対する批判が上がっている。
ま、当然だ。「cakes」の編集姿勢が問われる事態だと思う。ただ、「cakes」には「cakes」の言い分がある。それはたとえば「メディアの責任」。メディアとして、アップする(掲載する)文章には責任を持たねばならない・・・。だけど編集部門はその思いが強いほど、またメディアとして評価が高まるほどに、いつのまにか「自主規制」が浸食し始める。ネットメディアもだんだんつまんなくなっていく。これは仕方ないことなのだろうか。


はやぶさ2・挑戦の先へ
皆で議論、自発的に動く 600人チームワーク
毎日新聞2020年12月10日 東京朝刊

はやぶさ2・挑戦の先へ
夢への予算、確保に苦戦 遠のく「やんちゃ」文化
毎日新聞2020年12月12日 東京朝刊

小惑星リュウグウへの往復探査をやり遂げた探査機「はやぶさ2」。1号機に比べれば、極めて順調。完璧ともいわれるミッション達成であったが、その裏では無数の困難に直面。そのひとつひとつを「チームワーク」で克服していった。
宇宙はおもしろい。夢がある。小学校6年生の夏。アポロ11号の月面着陸をNHKで見た。ロケット「サターン5型」や、月着陸船などを教科書やノートに書きまくっていた私は当然、理系に進むものだと思っていた。が、高校のころ、物理で4点(もちろん100点満点)をとった。これまた当然のように私大文系へと進路を変えた。でも今も、宇宙の話はおもしろい。「はやぶさ」はすごい。

医療的ケア児に「小1の壁」 
母親が離職の危機「障害ある子にも学童クラブを」
毎日新聞2020年12月12日 07時00分(最終更新 12月12日 07時00分)
たんの吸引など日常的に医療的なケアが必要な子ども(医療的ケア児)に「小1の壁」が立ちはだかる。小学校1年になると、ケアが可能な放課後の預け先がほとんどなく、共働きの母親が離職の岐路に立たされている。

 「障害児を産んだら自分のキャリアは諦めるしかないのでしょうか」
重い言葉だ。「あきらめないで」「なんとか工夫できないのかな」「なぜ社会は障害児に厳しいのか」。いろんな言葉が生まれてくる。とくに自分が障害を持って以来、こういう記事はどうしても気になる。で、結果、多くは絶望する。いや、役所はがんばっている。制度も揃ってはいる。だけど、必ず穴はある。でも社会が、みんなが、すこし変わるだけで穴は塞がる。すこしでいい。発想を変える。たとえば「ひとは効率だけで評価しないよ」と。みんなが言い始める。社員も役員も、社長も言う。それで変わる。きっと変わる。穴は塞がる。でも、いまの政府を見てると、そのトップのありように絶望する。


松尾貴史のちょっと違和感
「ぎっちょ」に差別的意味? 侮蔑的に扱われたことない
2020年12月13日 02時03分(最終更新 12月13日 03時21分)
ラジオのディスクジョッキーを始めた頃、松尾さんはディレクターから「ぎっちょは差別語だから使うな」と注意を受けたという。だが、左利き(ぎっちょ)の松尾さんは違和感を感じる。自分が何の抵抗もなく使っている言葉が差別語呼ばわりされた。それは心外ではあった。が、その番組では使わないようにしたという。
うーん。言葉狩り? でも広告の業界ではかなり厳しい。コピーライターは真っ先に教育される。それでもクレームが来ることがある。えっ? なんで? そう思うこともあるが、粛々と従う。反抗は許されない。
だが、今でもたまにラジオで、とくに昔の落語を流す番組で、こんな言葉を聞くことがある。「不適切なことばが含まれていますが、芸術性を鑑み・・・」。芸術性・・・? いや違うだろう。当時は多くの人が受け入れていたコトバだけど、いまの時代はちょっと・・・。クレームが来たらたいへんだし・・・。ましてやSNSの時代だ。どこからどんなクレームが入るかわかんない。それがホンネではないのか。
差別をやめるには差別語をいくら規制してもダメだろう。もっと本質的なところに切り込まないと・・・いや、もとい。すみません。なんかかっこ良すぎる。私のような凡人は、まず差別語。そこから本質に迫らないとダメだ。なぜなら人間のなかには(私のなかにも)、差別の種が埋め込まれてる。きっと埋め込まれているんだ。その意識を、感覚を、まず自覚すること。そして、それをいかに抑え込むか。そこからすべては始まるのだろう。そのひとつの方法が差別語の禁止。うん。そうだ。・・・・・でもなんか釈然としないなぁ。もうすこし考えようっと。

「国はなぜファイルを隠すのか」 
妻の闘い、究明への思い強く 森友自殺訴訟
毎日新聞2020年12月13日 15時00分(最終更新 12月13日 15時00分)
赤木さんの話である。赤木俊夫さん。財務省近畿財務局職員だった赤木さん。僕の雇用主は国民です、と言っていた赤木さん。それがある日、公文書の改ざんをさせられた。上司の命令で、させられた。
赤木さんは抵抗した。でも、改ざんさせられた。改ざんを強いられた。
財務省という組織は赤木さんではなく、時の総理大臣を守った。
そして今、いのちを絶った赤木さんの妻・雅子さんが裁判を起こしている。
「夫はなぜ死ななければならなかったのか」。
雅子さんの問いはシンプルである。

雅子さんはまず、夫の死を「公務災害」として認定した国に、そして財務省にその「報告書」を開示するよう求めた。だけど、すでに公的に提出されているはずの「報告書」は、請求から8カ月もたってようやく公開された。今年12月のことである。だが、その「報告書」には、赤木さんが改ざんをさせられた事実は書いてなかった。
「報告書」を書いた人は、どういう気持ちだったんだろう。この人も、財務省を守るために事実をねじ曲げたのだろうか。総理大臣を守るために、事実をなかったことにしたのだろうか。抵抗はしなかったのだろうか。これは「私の仕事」として周囲に、子どもたちに、胸を張って言えるのだろうか。

官僚になりたい人が、減っているという。


DHCが会長名で差別的文章 公式ウェブサイトに 
専門家「差別扇動、責任大きい」
毎日新聞2020年12月17日 06時30分(最終更新 12月17日 06時30分)
DHCの会長さん、ほんとですか。